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印刷、製本を担当しました『僕らのネクロマンシー』が、第53回造本装幀コンクールにて文部科学大臣賞を受賞

当社が印刷、製本を担当した、佐々木大輔様の著書『僕らのネクロマンシー』(NUMABOOKS)が、第53回造本装幀コンクールにて、文部科学大臣賞を受賞しました。

 同書の装幀・デザインは藤田裕美氏によるもので、表紙にフォトアクリル板をあしらうなど、非常に特徴的なものになっています。これをNDPによる印刷と当社に培われた製本ノウハウで、1冊の本に仕上げました。

 同書籍はブック・コーディネーターの内沼晋太郎氏が代表を務める出版社、NUMABOOKSより発売されました。特徴的な造本のみならず、ネット直販限定で、期間を区切って限定数を販売し、「時価」として価格が変動するという特徴的な販売手法を採用しています(価格は原則的に上がっていきます)。

これは少部数での出版活動を成立させるための実験を兼ねた試みであり、 2019年6月18日現在「第9回販売」が行われています。今回、同書籍の印刷には、当社のNDPの特長である、小ロットでオフセット印刷と同等の色調再現が可能な点が評価され、採用されました。

 造本装幀コンクールは、日本書籍出版協会・日本印刷産業連合会が主催する 造本装幀に携わる人々(出版、印刷、製本、装幀、デザイン)の成果を総合的に評価する 出版業界で唯一の賞です。同コンクールの文部科学大臣賞は、「造本上美しく、装幀・デザインおよび内容等総合的に優秀と認められ、将来に示唆を与えるもので、文部科学大臣賞にふさわしいもの」に与えられる賞です。

入賞作品は、ドイツ・ライプツィヒの「世界で最も美しい本コンクール」に日本を代表して出品され、さらにフランクフルト・ブックフェアで展示されます。国内では、全出品作品を10月25日~10月27日に東京都・神田神保町で開催される神保町ブックフェスティバルに合わせ、東京堂ホールにて無料公開展示します。その後、入賞作品は印刷博物館(東京都文京区)をはじめ国内で巡回展示され、 最終的に、全出品作品は国立国会図書館(東京都千代田区)の原装保存コレクションとして収蔵されます。

【続報】 ドイツ・ライプツィヒの「世界で最も美しい本コンクール」において、銅賞(Bronze Medals)を受賞しました!

https://www.nissha-comms.co.jp/news/2020/02/20200227.html

◆NDPについてはこちらをご覧ください

https://www.nissha-comms.co.jp/products/ndp/

▶クライアント:NUMABOOKS
▶内容:「僕らのネクロマンシー」
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