大阪・関西万博の開幕に合わせ、各所で日本文化を見つめ直し、その美意識を発信する展覧会が開催されています。

MIHO MUSEUMでは所蔵の『ひぐらし帖』が初めて公開され、当時の工芸品や仏教美術、琳派の源氏物語図屏風、歌仙絵など、平安の貴族文化の誕生から桃山初期に興る王朝文化への憧れがこめられた作品を織り交ぜて展観されています。

図録の表紙は展覧会タイトルをウォームグレーの箔押し加工で表現、さらに白いヴァンヌーボーの紙に『ひぐらし帖』の象徴でもある「かな文字」を白オペークで印刷することで、光の反射によって文字が浮かび上がる仕様になっております。

サイズ： A4変形／頁数：360 ページ／製本：無線綴じ（PUR）

◆会場　MIHO MUSEUM

◆会期　2025年3月15日（土） – 2025年6月8日（日）

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※『うつくしきかな―平安の美と王朝文化へのあこがれ―』展 WEBサイト

https://www.miho.jp/exhibition/spring2025/