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京都・大原にある天台宗三千院「虹の間」の下村観山筆襖絵の複製製作を手がけました

「虹の間」の襖絵は、明治から昭和初期に活躍した下村観山(しもむら かんざん)の最晩年の大作です。この作品は、英国のサー・パーシヴァル・デイヴィッドが三千院に寄贈するために観山に依頼したもので、三千院の最も重要な法要を行う「宸殿(しんでん)」の内部、天皇陛下をお迎えする玉座を設えた間に置かれています。

近年、虹の絵の部分が紫外線により劣化してきたことから、原画は収蔵庫に保管し、当社の製作したデジタル高精細撮影による複製を展示することとなりました。


◆本件実績について、詳しくは「実績ページ」をご覧ください。
天台宗三千院 複製製作実績

◆三千院について
三千院は、京都市の北西部、左京区大原にある天台宗の寺院で、三千院門跡とも呼ばれます。
境内の往生極楽院(重要文化財)とそこに安置される阿弥陀三尊座像(国宝)など、多くの国宝・重要文化財を所蔵しています。また、苔の庭園や桜、紫陽花、紅葉など四季折々の景色を楽しむことができるお寺でもあります。
http://www.sanzenin.or.jp/
https://www.facebook.com/kyotooharasanzenin