日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社

AR・VR|コラム

25.05.08

AR・VRの活用で新たなコンテンツビジネスの創造

AR・VR|コラム

25.05.08

AR・VRの活用で新たなコンテンツビジネスの創造

企業でも個人でもコンテンツを制作することが簡単となり、さまざまな魅力的なコンテンツが溢れる現代社会。その中で差別化を図るためには、より質の高いコンテンツを提供する必要があります。 「楽しい」、「びっくり!」など、テキストや静止画のみの表現よりもリアリティがあることで記憶に残りやすいAR(拡張現実)や、没入感が高く現実のような体験ができるVR(仮想現実)の活用はその一つと言えます。 本記事では、ARやVRをコンテンツビジネスに活用する事例を紹介いたします。

自分の部屋の中にスーパーヒーローが現れて歓喜している男の子

ARを活用して憧れのスターと写真撮影!

ARとは、カメラ越しの現実空間にデジタル情報を重ねて表示する技術です。この技術を活用することで、実際に隣に並べなくてもプロスポーツ選手や芸能人と一緒に記念撮影をすることも可能になります。 例えばプロスポーツの試合会場や、ライブや演劇会場のロビーに「等身大のスター」が出現するARフォトスポットを設けることで、ファンの方々もスターをより身近に感じることができ、顧客体験価値の向上が期待できます。音声や動きを付けてみたり、複数のスターがランダムに表示されるようにしたり、様々な工夫をほどこすことも可能です。

実在する人物だけではなく、架空のキャラクター×ARの活用事例もあります。 アニメ作品の舞台モデルとなった聖地にARスポットを設けることで、スマホカメラで撮影すると画面越しにキャラクターが表示されるようにすることができ、訪れたファンはまるで自分が作品世界に入りこんだかのような体験を味わうことができます。

現実だと起こりえないことも可能にするARは非日常性が高いことから、SNSに投稿してもらい易いコンテンツでもあります。 SNSを見たファンの行動変容にも繋がり、集客や地域の活性化にも効果的と考えられます。

街中の横断歩道をシマウマの群れが横切っている

ライブイベントにVRを活用するメリット

音楽ライブやイベントなどにVRを活用することで、集客の幅を広げることができます。 参加したいアーティストのライブが遠方であったり日程が合わなかったりの理由で、諦めた経験のある方も多いのではないでしょうか。 VRコンテンツであれば時と場所を選ばずにイベントを追体験することが可能となります。

開催者側としても注力して製作したライブイベントを後世に渡って多くのファンが楽しめるコンテンツとして残すことができるようになります。 また、実際のステージでは不可能な演出を実現することもできます。 シーンを素早く切り替えたり、ステージ側からの視点を追加したり、客席よりも近い距離でアーティストを間近に見ることが出来たり、臨場感溢れる体験をユーザーに提供できます。 VRデバイスを利用して鑑賞することで、リアルのイベント会場の客席からではとても味わえないような、大迫力のパフォーマンスを味わうことができるようになります。

自宅のソファでくつろぎながらVRゴーグルを装着し、笑顔を浮かべる若い女性

最後に

ARやVRを用いたコンテンツは、従来の体験を超える新たな楽しみ方を提供できます。 非日常的な存在が日常に現れるワクワク感や没入感のある体験は、観客やユーザーの感情を動かし、強い印象を残します。また、技術の進化とともに、さらなる発展が期待できる分野です。 エンターテイメントと相性抜群のARやVRをコンテンツビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。



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