マテリアルスキャン

素材の凹凸・質感を表現する
3Dテクスチャ作成サービス
【マテリアルスキャン】

高精細入出力技術を持つ当社では、お客さまの素材を高品質にスキャニングし、さらに素材現物が持つ微妙な凹凸感や質感を再現した3Dデータに加工します。

素材現物の持つ光沢感、ざらつき感、光を当てたときの細かい陰影、生地の細かい編み目などを画面上でリアルに再現して見せます。

現物見本を見てもらう前段階で、画面上やWEB・VRなどで現物に近いフォトリアルな素材データを提供することで、遠隔地でも素材の魅力をより円滑に訴求できます。

マテリアルスキャンのサンプル
［布をスキャンした場合］

下記の動画にて、3Dモデルの表面に
「単純な画像データのみ（3D加工無し）」を貼り付けた場合と、「画像データに3D加工して質感を表現」した場合とを比較しています（両方とも周囲に照明を回転させています）。

スキャンデータをそのまま3Dに貼り付けた場合

スキャンデータを3D加工して質感を表現

比較画像

スキャンデータをそのまま3Dに貼り付けた場合

スキャンデータを3D加工して質感を表現

比較：3Dマテリアルデータ無しの場合は、写真フィルムが貼りついたような見た目になっているのに対し、3Dマテリアル処理されたデータは、布の質感が表現できています。

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照明シミュレーション

下の画像を左右に動かすことで、照明の向きを変え、光の反射を変えることで素材の質感を見ることができます。

【活用シーン・イメージ】

Webサイト等でデジタルスワッチ（素材見本）として表示します

素材の質感は1枚の写真だけでは伝わらないことがあります。上記のようにWeb上で様々なアングルに回転をさせたり、照明の位置を変えて表面の質感をリアルに見せるなどの活用が可能です。紙媒体のカタログからスマートフォンのAR（拡張現実）で3Dや動画を表示させることも可能です。

3Dソフトで商品や空間の開発設計・サンプル制作をするための表面テクスチャ素材として活用

近年、アパレル業界や住宅業界、自動車業界などで3DCGによる商材のシミュレーションが普及してきました。そのようなソフトでは、素材の質感・風合いをリアルに再現したテクスチャ素材データが必須となります。

【ご依頼の流れ・スキャンのフロー】

1	お問い合わせ	以下の情報をお伝えください ◆スキャンしたい素材の情報／素材の参考写真／素材の天地（どちら向きにスキャンするか）／影を出したい方向（あれば） ◆素材の種類数・点数／素材のサイズ・スキャンしたい部分のサイズ ◆出力したデータの用途（3Dソフトで使いたい／動画にして見せたい／Web上にアップロードして見せたい…など）、データ活用サポートの要否 ◆その他のご希望など
2	ご確認／当社よりお見積	ご連絡いただいた内容のご確認／条件を元に見積りをお送りします。
3	ご発注・現物のご発送	素材現物を当社宛てにお送りください。現物確認をして追加の情報があれば連絡をさせていただきます。
4	スキャニング	素材現物を高品質にリアルスキャンいたします。
5	3Dテクスチャデータ作成	スキャンした画像を元に、素材の質感や風合いなどを表現するための3Dテクスチャデータを追加する加工を実施します。
6	データのご確認・調整・納品	データをご確認いただき、必要に応じて調整します（調整作業は1回まで想定）。データは当社の共有サーバー経由で納品、素材現物をご返送いたします。
7	3Dテクスチャデータの活用サポート	必要に応じて、データをWebサイト上で3Dで閲覧できるようにしたり、AR（拡張現実）・VR（仮想現実）で見られるようにする、その他の活用作業をサポートいたします。

【マテリアルスキャンの基本仕様】

素材のマテリアルスキャン

読み取り有効サイズ	【１スキャン】 594×840mm 【２スキャン】 1100×840mm	サイズ内であれば製品カット不要
被写体の高さ・重量	高さ100mm 重さ12kg	金箔、銀箔や反射原稿は不向きです／表面に凹凸が少ないものは不向きです
画像解像度	原寸400dpi （Max800dpi）

3Dテクスチャの出力

納品データの形式	PNG or JPGデータ出力／4K相当（4096px × 4096px）まで対応可
テクスチャの出力チャネル	basecolor／normal／roughnnes／…	その他のチャネル出力も応相談（透過情報が必要な場合もご相談ください）
その他	テクスチャを自然にリピート使用するためのシームレス処理対応可能	※ご相談に応じて3Dモデルデータ作成も対応可能です。